解決事例

傷害事件(少年) 早期身柄解放及び不処分決定を得た事案 

2017年05月9日

【 事実関係 】
中学3年生の少年(14歳 男)が,同級生とケンカして,傷害を負わせてしまった事件。
事件後,早朝に自宅に警察官が来て,少年を逮捕。困惑した両親が事務所に相談に訪れた。

【 結果 】
依頼2日後に釈放
不処分決定獲得

【 弁護活動 】
少年は受験を控えた大事な時期でした。保護観察による長期の身柄拘束や,処分を受けることによる将来への不利益(進学や就職など)が懸念され,不処分決定を獲得する必要性が高い事案と考えました。
すぐさま接見して少年と話したところ,前歴や非行歴はなく,粗暴性もなく,真面目に学校に通っていた普通の少年のように見えました。

事案の性質上,逮捕の必要性がないと判断し,逮捕・勾留の必要性がないこと,観護措置も不要であることを内容とする意見書を作成・提出し,2日後,釈放してもらうことができました。
その後,被害少年の父親とお会いし,示談交渉を行い,少年の謝罪文を渡すなどして,少年の反省の態度を理解してもらい,少年を許す旨の文言もいれた示談書の作成に成功しました。
少年及びご両親との複数にわたる打ち合わせ,社会記録等の閲覧,調査官や裁判官との面接,を経て,不処分を求める意見書を作成し,審判を迎え,無事に不処分決定となりました。

その後,少年は,無事高校に入学し,平穏な高校生活を送ることができているようです。